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パプリカが韓国産からオランダ産に変わった!?

パプリカ。

ピーマンのように苦味がなく、甘くてとってもジューシー!それに食卓の彩りも助けてくれますよね。

管理人モモも使い勝手が良く大好きな野菜です。

さて先日スーパーの売り場でパプリカを見たところ、いつもの韓国産ではなくオランダ産になっていました。近所の輸入パプリカはもっぱら韓国産ばかりだったのに・・・なぜ?

ふと気になって調べてみました。

パプリカの輸入は韓国産が大半

輸入パプリカの内訳

パプリカはオランダ・ニュージーランド・韓国からの輸入がほとんどです。

2017年の輸入量では

韓国:78.7%

オランダ:12.5%

ニュージーランド:8.6%

となっており、いかに韓国の輸入が多いかは一目瞭然ですね。近所のスーパーで輸入パプリカが韓国産であったのも納得です。

パプリカ輸入の歴史

オランダから初輸入

パプリカの輸入の歴史は以外と浅く、1993年にオランダ産のパプリカの輸入が開始されました。韓国ではなくオランダが最初の輸入国だったんですね!意外です。

当時は値段も今よりずっと高く、高級野菜としての位置付けだったようです。

韓国からも輸入開始

続いて2000年ごろから韓国のパプリカの輸入が開始され、実に2005年には倍の量のパプリカが輸入されるようになりました。

輸入量の増化と同時に低価格化も進み、一般家庭に広く浸透していくようになります。

オランダ産の方が高い?

スーパーで見かけた時、今までは韓国産は98円!とかで売っていることが多かったのですが、オランダ産はそれよりも少し高いような気がします。

これは、オランダよりも韓国の方が圧倒的に地理的に近いので、輸出コスト分で差額が出てしまっているようです。仕方ないですね。

どうして再びオランダ産になったの?

管理人モモが体感として「あれ?最近オランダ産ばかりだなー」と思うようになったのは先月(2019年9月)ごろからです。

前年度までは圧倒的なシェアを誇っていた韓国産パプリカ。なぜ急に姿を消したのでしょうか。

調べてみるといくつか考えられる理由がありそうでした。

考えられる理由その1:収穫時期

韓国産のパプリカは11月〜6月ごろが収穫時期で、オランダ産は5月〜12月ごろが収穫時期です。

この収穫時期の関係で、そもそも8月あたりから国内のスーパーでは、韓国産ではなくオランダ産が流通しやすい時期と言えるようです。

考えられる理由その2:政策の影響

こんな記事を見つけました。

韓国、パプリカなど日本依存度高い農食品の輸出多角化へ
ⓒ 中央日報日本語版2019.09.02 13:29

韓国農林畜産食品部は韓国農食品の輸出をさらに拡大するため「下半期農食品輸出促進対策」を本格的に推進すると2日、明らかにした。

韓国農林畜産食品部は下半期の輸出促進対策として▼農食品輸出市場多角化の重点的推進▼韓流・オンライン活用K-Foodマーケティング効果の最大化--など推進戦略を用意した。

まず、農食品輸出市場の多角化を重点的に推進する。特定国に輸出が集中する品目とタマネギなど過剰生産された品目の輸出国家多角化を支援し、新南方・新北方新規市場の開拓を重点的に支援する。日本に輸出が集中しているパプリカは台湾や香港の大型流通店販促を支援し、トマトはシンガポールなど外食業界の需要を発掘して輸出を多角化する計画だ。

また、韓流・オンライン活用K-Foodマーケティング効果を最大化する。韓流文化の影響力が相対的に大きい東南アジアと米国では韓流を活用した消費者マーケティングを重点的に推進し、日本と中国では輸入業者対象のマーケティングに集中するなど対象国に合わせた戦略的な韓流マーケティングを推進する。

農食品部のナム・テホン食品産業政策官は「下半期は輸出促進対策を支障なく推進し、対外的に厳しい輸出環境を乗り越え、今年の輸出目標77億ドルを達成するために力を注いでいきたい」と述べた。

元記事

どうやら、日本以外への輸出へも力を入れるよう政策を転換したようです。

昨今の日韓関係の悪化の影響ももしかしたらあるかもしれません。

2018年の東亜日報こちらの記事では、「輸出市場が日本に偏っていることは、早急に解決すべき課題と言える」と言われていますので、そもそも日本以外への市場販路の拡大は検討されていたものと思われます。

そもそもの課題が日韓関係の悪化をきっかけに動いた、ということなのかもしれませんね。

 

まとめ

 

まとめ

・8月ごろから収穫時期の関係でオランダ産が流通しやすい

・韓国の政策転換の影響

 

来年になって、また韓国産パプリカがいつものように顔を出していたら、政策ではなくただの出荷時期の関係だったかもしれませんね。

 

ちなみに国産パプリカは美味しい!

いかがでしたか?今回はスーパーでふと気になった輸入パプリカについて調べてみました。

と言っても、ここまで輸入パプリカについて話しておいてなんですが、私は息子が生まれてからもっぱら国産派なのであまり輸入パプリカは買いません。笑

輸入のパプリカはどうしても輸入に時間をかけてしまうため、早熟の状態で収穫し出荷されます。国産パプリカは輸入と比べて輸送時間が圧倒的に短いため、完熟してからの収穫が可能です。

そのため一般的には輸入よりも国産パプリカの方が完熟していて美味しいようですよ!

輸入パプリカよりちょっと高いことが多い国産パプリカですが、見かけたら是非買ってみてください!